第一章

SA から 911 への転身

第二章

ピュアスポーツって?

第三章

ロータリーの魅力

 

 

ピュアスポーツ・・・文字通り純粋なスポーツ (運動) ですね。さてさて純粋な運動性能を誇る自動車ってどんなんでしょう?それはレーシングカテゴリーに属する車のみだと思う所ですが、皆さんはどう考えますか?

 

公道を走る自動車にはある程度の快適装備や安全装備が必要不可欠ですよね。ではどこまでの装備が必要なのでしょう。走る、曲がる、止まるの三大要素以外 スポーツカーには必要無い!とまでは言いませんが、本気になると結局不要になるのが重量の有る装備達・・・ 空調関係、オーディオ、高価なレザーシートやサンルーフ etc・・・ 「走る」要素を満たすなら全て不要でしょう(笑)。

まぁ、しかしメーカーさんは一部のコアなマニアのみに自動車を供給する訳ではないので、"売る" 為には豪華な装備も必要なんでしょうね。 

 

SA22C RX-7 にもそんな豪華な装備が奢られたグレードがありました。

「リミテッド」が付くグレードには 、レザーシートやサンルーフ、エアコンはもちろん、パワーステアリングやそれなりのサウンドシステムなどなど。「ピュアスポーツ」を謳いながらそんな装備は・・・・?   万人向けに製造される日本の

スポーツカーならではの装備と思いきや、世界を代表するスポーツカー達にもそんなのがあるんですよね(笑)。

 

では違いは何か・・・?それはレース活動を念頭に入れ製造するかしないか、ではないでしょうか? 日本では FIA が主催する自動車レースにおいて、メーカーが Works 以外のサポートは基本的に行わないのが常です。

アマチュアレベルでは同一規格のマシン供給、パーツの 供給などは行って来ましたが、昨今のレースシーンを見る限り、ワンメイクレース以外のサポートは行っていないのが現状です。カテゴリーの縮小などでメーカーのレース活動部門は軒並み縮小傾向で NISMO、無限HONDA、TRD 辺りのみが実質

活動している様なものでしょう。日本の箱レースも今では GT シリーズのみで、残念なことにメーカーが主催するようなワンメイクレースは殆どありません。

 

MAZDASPEED (MS) も日本国内でのレースカテゴリー消失により、今では只のパーツメーカーになってしまいました。その昔はJSSやフォーミュラーのRJクラスなど、ロータリーエンジンが活躍する場が多く賑わっていましたがレギュレーションの影響でNGになってしましたねぇ。  まぁ狭い国ですし、サーキットも海外に比べれば少ない方なんでレース人口が増えたら大変なんですが(笑)。

 

横道に逸れたので話題を元に戻しましょう。海外ではメーカーが主催?するワンメイクレースがまだまだ多数あります。この様な状況からレースカテゴリーに見合う車種にはカタログモデルで「即レース可」のグレードが存在します。PORSCHE に至っては世界で行われてる PORSCHE CUP がありますので、メーカーが年に何台かの専用

マシンをデリバリーしています。Ferrari も同じ様に Challenge の名で何台かのデリバリーはあるようです。ですがこれらは FIA 公認のレースであり、敷居もかなり高いレベルで、アマチュアレベルでは参加する事は不可能でしょう。しかし PORSCHE はアマチュアレーサー達にも「限定車」という形でレースカーに近い物を

デリバリーしています。この辺が日本車とは違う所で、そうなればいわばメーカー製の改造車 (準レースカー) が当たり前にどんな人も手にする事が出来るんです。ボディは同じラインで製造されますから、カタログモデルと同じ。そこから普通のモデルか、準レースカーか、でラインも変わるのでしょう。と言うことは通常のカタログモデルとレース用にデリバリーされる車とは剛性は同じと言うことになります。

 

日本でも同じように行われていたら SA22C はもっと面白くなったでしょうね。 仕様装備はもちろん、不要な物は全て省かれています。アンダーコートですらありません。ウインドウも薄い物が使われ内張も簡素化されています。グレードによってはロールバーが OP で選べる設定になってたりします。CUPカーに限ってはロールゲージは溶接止め。シーケンシャルMTが標準装備で消化器、RECARO製フルバケットシート、5点式ハーネス、エアジャッ

キ、センターロック式ホイールなどなど。そのままレースに出られます。 日本では CUP カーの公道走行は NG ですが、保安基準を満たす改善でナンバー所得も可能でしょう。 RSCS や GT3 は一応、公道を走れる様に作られていますので、空調装備、音響機器は装備されていますが、これも簡単に外せるように考えられています。公道を走れるレーシングカーなんて・・・日本にはないですよね?

 

これぞピュアスポーツの精神ではないでしょうか・・・?ですから日本車も一部で良いので、この様なレーシングカーカテゴリー的な車を限定的に販売しても良いのではないでしょうか?特に FD3S などは準レースカー仕様の限定車があっても良さそうなんですがねぇ(笑)。そうなれば MAZDA のスポーツカーメーカーとしての株も上がると思います。今でこそ草レースが流行っているんですから、その様な方々に安全で速いマシンをメーカーとして供給しても罰は当たらないでしょう(笑)。

車選びって車種に拘って選ぶのと、走る事を前提に選ぶのではまるっきり違いますよね。私は先に述べた様に、後者で性能重視の車(道具) を選択します。ホントは RE が良いんですが、FD じゃ当たり前過ぎて・・・・。

PORSCHE に RE が載ってたら良いのに・・・ なんて考えた事もあるんですが、あれはあれでフラット6 の

良さがあって好きなんです。RE ならやっぱり NA! NA なら車重は軽くないと面白くない!となると SA22C

が一番良い道具なんですねぇ。

 

ボディが硬くて足も良ければ・・・・ もっともっと満足させてくれる良い奴なんですが・・・(^^;) 

やっぱりあの軽〜い車重は魅力でしょう!(^_-) 

 

 

へ!

 

管理人の編集後記

「ピュアスポーツ」・・・ 考えさせられるテーマですね。日本車メーカーの活動が国内と海外では違い過ぎる事を痛感させられました。

他の国産車メーカーの活動は私自身、余り良く理解出来ていませんが、マツダに関しては日本国内とはかなり違うようですね。米国マツダスピードは一般のドライバーがパーツを購入する事が出来ません。SCCA などで認定されているレースに年間2レース出場する事が義務付けられており、勝つ・勝たないに関わらず、参戦した実績があればレース用部品を格安で購入する事が出来ます。

 

アメリカ国内のレース活動のしてもマツダは活発です。ワンメークレースは 今でも Pro 7 (12A搭載の SA22C/FB331 のみ) は根強い人気がありますし、RX-8、Miata Cup (ロードスター)、Mazda 3(アテンザ)、Mazda 6(アクセラ) の各車種で行われています。

また、マツダフォーミュラ・カップ (13B搭載のフォーミュラカー) も人気があります。多分、他の日本車メーカーも同じような活動をしていると思われますが、何故、お膝元の日本国内でやらないのか不思議です・・・。

 

レースシーンにおいて余りにもレベルが違い過ぎるポルシェのレース活動と、あくまでも一般市場を追うマツダ(日本車メーカー)を比較してもその差は歴然としたものがありますが、その違い過ぎる体制の中で、プライベーター達の薄っぺらなマツダ(RX-7) が頑強なワークスのポルシェを抑え、IMSA シリーズを8年間も勝ち続けたのは、やはりマツダのスポーツ精神(ピュアスポーツとまでは言いませんが・・・) あっての事でしょう。 私がマツダロータリーを愛し続ける精神は、この雑草魂的な部分から生まれました。 

早くマツダ(他の国産メーカーも含め)も欧州車のような地位が築けるようになる事を熱望しています。もうすぐそこだ!カンバレ!

 

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